そうせい

幕末、
長州藩の藩主である毛利敬親は
家臣の意見に対して
何でも「そうせい(そうしなさい)」と言ったとの事で
「そうせい公」と揶揄されてた時期がございますね。

なまじっか優秀な家臣が多かったから
無能なのでは?という解釈。

しかしこれは万が一家臣がミスした場合
お上から責任を取らされて
場合によっては切腹を命じられる
可能性もあるわけで

命がけの「そうせい」だったんだなぁと
思っております。

大好きなTV番組の「英雄たちの選択」の
受け売りでございますけれどもね。

経営者として考えた場合
この「そうせい」システムは
スタッフの意見を取り入れる事によって
スタッフ自身もやる気になってくれるので
治療内容以外の事は
全て好きな様にしてもらっております。

「先生、これ捨てちゃっていいですか?」
「そうせい」

「先生、この柔軟剤ちょっと高いんですけど
香りがいいから買っていいですか?」
「そうせい」

「先生、この機材が欲しいんですけど
注文していいですか?」
「そうせい」

「休憩室、模様替えしていいですか?」
「そうせい」

つか、そのレベルの事は
ど〜ぞご自由に!
ウン十万円以上レベルの話だけ
一応は持ってきて!
と、しております。

その方が治療にだけ専念できますから
気が楽でございますね。

そして昨年、
古株のスタッフの1人から
「先生、クビを覚悟で言いますけど
若いスタッフ達への叱り方、
何とかなりませんか?
注意するのはいいんですよ。
でも叱り方が先生はダメだと思います。」と
指摘されました。

これはありがたいなぁと
心に響きました。

流石に深く反省しましたし
あえて苦言を呈してくれた
スタッフに感謝致しました。

なかなかの人材でございますよ。

「ごめんなさい。注意します。」と
謝りました。

そして今年のスタッフへの決意表明、
「今年は絶対に怒らない!」を発表。

スタッフ全員、半笑い。

「でも今年はまだ怒ってないよな?」と言うと

「まだ4日しか経ってませんからね。」と冷笑。

するとスタッフの1人が
1年という単位で考えてしまうと
長すぎるから
週単位で考えたらどうですか?と。

なるほどね。

今日は木曜日ですから
あと3日、怒らなければいい。

それを毎週続けてみるという事ですね。

公田町のそうせい公、
奮闘中でございます。