親近感を…

アメリカ生まれの
フローレンス・フォスター・ジェンキンスという女性について。

私は存じ上げませでして
ウィキペディアから抜粋いたしますと

1868年生まれの米国のソプラノ歌手とある。

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ところがこの「ソプラノ歌手」ですが

同じくウィキペディアによると
彼女の歌は

音程とリズムに関する感性がほとんどなく
極めて限りられた音域しか持たず
一音たりとも持続的に発声できない

要するに

『音痴』なんだそうだ。

しかし彼女はこよなくオペラを愛し
自分が偉大な音楽家であると
信じて疑わなかったそうだ。

ところがですね…
この音痴の彼女がすごいのは
父からの莫大な遺産と
理解ある夫に支えられて

実際にステージに立ち
最終的には
なんと!あの!カーネギーホールで!
歌ってしまうんです。

また、当時彼女は
時には翼のついた金ピカの衣装をまとって
ステージに現れたりして
あまりにも、音痴で滑稽、そして
愛らしかったために

観衆を相当魅了したらしい。

大人気だったそうです。

2016-08-05 17.47.17

さて…ここからが本題でございます。

えぇ、いつもの様に前置きが長くて
悪ぅございましたね。

何ならもっと長くしても
よろしいのでございますよ。

さて…先日、恐れ多くも
酷評してしまった
私の神であるメリル・ストリープ先生ですが

この、フローレンス・フォスター・ジェンキンス役を
演じますね!!!

8月12日に全米公開だそうです。

「Florence Foster Jenkins(原題)」

夫役がヒュー・グラント。

この類の映画は
メリル・ストリープ先生の真骨頂でございますな!!!

予告編を見て
あまりにも観たくなり
12日にニューヨークに飛ぼうかと
HISに電話をかけそうになりました。

「ジュリー&ジュリア」(2009年)では
アメリカでは超有名な料理家である
ジュリア・チャイルドを演じ

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2012年)では
イギリスのマーガレット元首相を演じ

ご本人が乗り移ったのでは?という程、
そっくりでございましたね。

歌唱力は抜群と定評のあるメリル・ストリープ先生の
「音痴」な歌いっぷりは
みものでございますな。

実際のフローレンスさんの歌声を
YouTubeで聞きました。

確かに笑ってしまう程、音痴でございました…が

「自分は偉大な音楽家である!!」と
信じて疑わなかった彼女の感性は
何故か、他人事とは思えないんですよね。

「ほら…私って
綺麗だし
頭がいいし
如才ないし
センスいいし
要するに完璧な女じゃない?
だけど、人に妬まれないってのは
私の人柄の良さだと思うのよ。」と、私が言うと

毎度毎度、
オウムの様に
「そうだね。そう思いますよ。」と、淡々と答える夫。

な〜んか、フローレンスさんには
親近感を感じます。